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生活習慣病と認知症の関係は?

「認知症」は年をとってからの病気というイメージがありますが、
実はその芽は中年期(40〜60代)からすでに始まっていることが分かっています。
最近の研究では、高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満・喫煙といった生活習慣病が、
将来の認知症リスクに大きく関係していることが明らかになっています。

💓高血圧と認知症

中年期に高血圧を放置すると、脳の血管が少しずつ傷み、
将来的に脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症のリスクが高まることが知られています。

逆にいえば、

🔹中年期からしっかりと血圧をコントロールすることが、
将来の認知症を防ぐ「予防薬」になる可能性があります。

血圧の治療は、認知症予防の第一歩といえるでしょう。

🧬コレステロールとアルツハイマー型認知症

中年期の総コレステロール値が高い人ほど、アルツハイマー型認知症のリスクが高いことが報告されています。
また、コレステロールを下げる薬(スタチン)を使用している人では、
認知症の発症リスクがやや低い傾向があることも分かってきました。

脂質異常症の治療は、動脈硬化や心臓病の予防だけでなく、
脳の健康を守る治療にもつながります。

⚖️肥満と体重管理のバランス

中年期の肥満は、高血圧や糖尿病を通じて認知症のリスクを上げます。
しかし、注意すべきは高齢期です。
高齢者ではむしろ体重減少や痩せすぎが認知症のリスクになることがあります。

つまり、

中年期は「体重を増やしすぎない」
高齢期は「体重を減らしすぎない」

という、年齢に応じた体重管理が大切です。

🍬糖尿病と認知症

糖尿病があると、脳の血流や神経細胞にダメージが蓄積し、
認知症のリスクが約1.5〜2倍に上がるといわれています。

ただし、注意すべきは「治療のやりすぎ」。
血糖を下げすぎて低血糖を繰り返すと、かえって認知症の危険が高まることがあります。

そのため、血糖の目標値は人それぞれ。年齢や体の状態に合わせた“無理のない治療”が重要です。

🚭喫煙と認知症

タバコは動脈硬化を進め、脳の血流を悪くします。
喫煙者は非喫煙者に比べて、認知症の発症リスクが高いことが分かっています。

ただし、朗報もあります。高齢になってからでも禁煙すれば、認知症の危険を減らせる可能性があります。
「今からでも遅くない」のが禁煙です。
認知症予防のためにも、ぜひ禁煙を検討してください。

🌿まとめ

生活習慣病と認知症は、密接に関係しています。
特に中年期からの血圧・血糖・脂質の管理が、
将来の脳の健康を守る鍵になります。

・血圧を安定させる

・コレステロールを整える

・無理のない体重管理を続ける

・糖尿病を適切に治療する

・禁煙を実践する

これらを続けることで、脳の老化をゆるやかにし、認知症を予防できる可能性があります。八女市黒木町で診療している当院では、
認知症予防も意識した診療を行っておりますのでお困りのことがあればいつでも相談下さい。

医院名 医療法人 尚恵会 冨田医院
所在地 〒834-1217
福岡県八女市黒木町黒木87-1
TEL 0943-42-0173
駐車場 あり
医院名 病児保育室 子どもケアハウス のびのび
所在地 〒834-1217
福岡県八女市黒木町黒木87-1
TEL 0943-42-0673
駐車場 あり
医院名 冨田医院 八女総合療育館
所在地 〒834-1221
福岡県八女市黒木町今548
TEL 0943-42-0105
駐車場 あり