アウィクリは、週1回の注射である新しいインスリン製剤です。
これまでインスリン治療は「毎日注射」が当たり前でしたが、アウィクリは1週間に1回の注射で血糖を安定させることができます。
高齢の方では「インスリン分泌の低下」がよく起こります
年齢を重ねると、糖尿病の原因が「インスリン抵抗性」だけでなく、体内でインスリンを作る力(分泌能)の低下に移っていくことが多くなります。
特に高齢の方では、
- 飲み薬を増やしても血糖が下がらない
- 食事量が少なく、低血糖が心配
- 体重が減ってきている
といったケースが少なくありません。
このような場合、インスリン治療が必要になる方は決して珍しくありません。
アウィクリは、そんな方に向いているインスリンです
アウィクリは、インスリン分泌が低下している方の「基礎インスリン補充」として使いやすいお薬です。
- 血糖を1日中ゆるやかに支える
- 低血糖を起こしにくい設計
- 毎日注射しなくてよい
特に、 「毎日の注射が負担」「自己注射の回数を減らしたい」 という高齢の方には、大きなメリットがあります。
最近、アウィクリは「長期処方」が可能になりました
これまで新しい注射薬は短期間の処方に制限されることが多くありましたが、最近、アウィクリは長期処方が可能になりました。
これにより、
- 毎月通院する負担が減る
- 通院が大変な高齢の方でも続けやすい
- 治療を安定して継続できる
といったメリットがあります。
すべての方に向いているわけではありません
アウィクリはとても便利なお薬ですが、
- 1型糖尿病の方
- 高血糖が続いている方
- 他のインスリン治療が必要な方
など、状態によっては適さない場合もあります。
使用の可否は、診察と検査をもとに判断します。
まとめ
- アウィクリは週1回注射のインスリン
- 高齢の方に多いインスリン分泌能低下に適している
- 注射回数が少なく、治療の負担が軽い
- 長期処方が可能になり、通院負担が軽減
八女市黒木町で診療している当院では、患者さん一人ひとりの年齢・生活状況・血糖の状態に合わせて、無理のない糖尿病治療をご提案しています。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
冨田医院:医師 岡田一樹