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溶連菌ってなに?放っておくと怖い合併症も

喉が痛くなる原因にはいろいろありますが、その中でも注意が必要なのが「溶連菌(ようれんきん)」という細菌による感染症です。
子どもに多い病気ですが、大人でも感染することがあります。

■ 溶連菌はどんな病気?

溶連菌感染症は、喉に細菌(A群β溶血性レンサ球菌)が感染して炎症を起こす病気です。
ウイルスではなく「細菌」が原因なので、抗生剤(抗生物質)での治療が必要になります。

診断は、綿棒で喉をこすって行う迅速抗原検査で、数分で結果がわかります。

■ なぜ注意が必要なの?

溶連菌そのものは抗生剤で治せる病気ですが、
治療をせずに放っておくと、次のような合併症を引き起こすことがあります。

・リウマチ熱(心臓や関節に炎症を起こす)

・溶連菌感染後糸球体腎炎(腎臓が炎症を起こし、尿に血が混じる)

・PANDAS(小児の神経・精神症状を引き起こすまれな合併症)

このため、早めの診断と抗生剤治療がとても重要です。

■ どんな症状のときに疑う?

溶連菌は、咳や鼻水が目立たないのに喉が真っ赤に腫れているときに疑います。
特に以下のような所見があると、溶連菌の可能性が高くなります。

・口蓋垂(のどちんこ)の炎症

・軟口蓋に点状の出血や赤い斑点

・全身に細かい発疹(点状紅斑)

・扁桃腺に白い膿(うみ)

発熱・喉の痛みが強く、風邪にしては咳や鼻水が少ない時には要注意です。ただ、もともと喉に溶連菌が
住みついているお子さんもいますが、その場合は溶連菌は悪さしていないことが多いです。なので治療が
必要な溶連菌を見つけるには症状が溶連菌らしい子に検査をすることが不必要な抗菌薬処方の回避につながります。

■ 治療と注意点

溶連菌の治療には、抗生剤を10日間しっかり飲みきることが大切です。
途中で症状が良くなっても自己判断でやめてしまうと、
リウマチ熱などの合併症を防げないことがあります。

また、溶連菌感染後糸球体腎炎は抗生剤を飲んでもまれに起こることがあります。
そのため、治療後1か月ほどは、

・顔や足のむくみ

・尿の色が赤っぽい

・尿の回数が減る

などの症状がないか、注意して見ておきましょう。

■ まとめ

溶連菌は、しっかり治療すれば怖くない病気ですが、
放置すると思わぬ合併症を起こすことがあるため、早めの受診が大切です。

喉が強く痛むけれど咳や鼻水が少ないときは、
「もしかして溶連菌かも?」と思って、早めにご相談ください。

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